タクシードライバーの仕事に転職

タクシードライバーへの道

タクシードライバーになるには、長い道のりとなります。入社すると、研修期間があります。第二種免許取得、その後、車外研修として、地理試験が必要な場合は、地理試験受験を行い、更に、グループ無線講習などを行います。それが終わると、新人研修へと移ります。新人研修は、所属する企業での研修で、その企業が提供するサービスやルール、ビジネスマナー、接客マナーなどを学びます。人事教育担当や先輩ドライバーなどから指導を受け、タクシードライバーとしてのサービスを学びます。それが全て終わると、タクシードライバーとしてデビューする事になります。

タクシードライバーの勤務形態は、大まかに3つです。20時間以上の勤務となる「隔日勤務」、日中の週5日勤務となる「昼日勤」、その逆で、夜の週5日勤務となる「夜日勤」があります。しかし、多くの企業において、隔日勤務形態を採用している為、昼日勤や夜日勤を採用している企業は少なくなっています。

勤務の仕方は、朝、出社すると、まずアルコール検査を行います。その後、車両点検を行い、点呼があります。それが済むと、出庫します。利用客を乗せ、目的地まで運送します。昼食は、勤務中にタイミングを見て取ります。その後、仕事を再開し、夜遅くになるに連れて、利用客が増えていきます。安全の為にもタイミングを見て休憩を取り、勤務時間終了となって会社に戻ります。入金し、洗車をして、1日が終わります。20時間以上の勤務時間の為、翌日に終了となりますから、次の日は明け番となって休みになります。それ以外にも、公休があります。これが、タクシー会社の多くが採用している「隔日勤務」です。